遺影写真とは
遺影写真は残された家族の皆さんが心の絆として大切にする写真です。その人の人柄を感じさせる写真が良い遺影写真ではないでしょうか。そう考えてみると、堅い服装よりも、普段着の素顔の写真を納めるというのはどうでしょうか。元気な今の顔を撮りましょう。この写真が、亡くなった時に遺影写真に変わるのです。話かけたら返事が返ってくる写真であれば、これは家族にとって幸せな宝物になるのです。
やはり、写真は、その対象物を写すだけでなく「場」、「関係性」、「雰囲気」が感じる写真が良い写真なのではないでしょうか。そんな写真を写真スタジオ、写真館で撮ってもらうよいでしょう。また、そうした写真を撮ってくれるカメラマンが良いカメラマンなのではないでしょうか。
遺影選びは忙しい!?
自分の遺影は自分で選びませんか。生まれたものは必ず亡くなります。そのときになって、残された家族を悩むのが、亡くなった方の写真の問題です。 本棚や引出しにしまってあるアルバムを引っ張りだし、ようやく見つけたスナップ写真。 その中からこれでいいかと選ばれ、関係者の手によって特定のサイズに拡大され、祭壇に飾られます。遺影の多くは、そのようにしてあわただしい中で、なんとなく選ばれます。 そんな理由からか、なかにはピントが合わず、全体がうすぼんやりして、ぼけてみえる写真も少なくありません。管理人自身もそうした遺影をみたことがあります。 「これがわたし」「これがおれ」そんなあなたらしさが表現された1枚をぜひ写真館で用意しておきませんか。 「いい写真だったね」「あの人らしい写真ね」そんな声が聞けたらいいですね。死というと相続問題などを頭に浮かべてしまいがちですが、こうしたことも大切なのかもしれません。